まさか自分がなるとは思っていなかった

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム オグ
年代 20代後半
性別 男性
疾患種別 うつ病
執筆時点の体調 寛解
体験談のテーマ 原因(なぜ病気になってしまったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

私は小学校から野球をやっており、大学でもプロを目指して野球を続けていました。

性格も明るい方で、交友関係も広く鬱とは無縁だと思っていました。

ですが、二十歳の時にイップスになり、野球で思うようなパフォーマンスができなくなりました。

タイミングも悪くその時に4年付き合っていた彼女にも振られ全て思い通りにいかない人生なんて正直どうでもいいなって思うようになりました。

その頃から大学にいかず、(部活には未練があったため四年の春のリーグが終わるまでは続けましたが、、)パチンコや競艇などのギャンブルをするようになりました。

その結果やっているときは気をまぎらわせてくれましたが、次第に借金ができました。

それも人にいうのは恥ずかしいため隠し、また別のところで内緒にしてほしいとお願いして借りていました。

2年の間に300万ほど借金も膨らみました。

学校も授業をうけていないため留年が確定しました。

表向き部活だけは続けていたので、ギリギリ気力はありましたが、部活を引退したときに残ったのは借金と今後の絶望感でした。

友達にも相談できず、お金もなく一人で家にいるうちにどんどんマイナスなことしか考えられなくなり自殺を考えるようになりました。

携帯代も払えなくなったので友達とも連絡がとれなくなり、心配してくれた友達が家に来てくれたときには全部どうでもいいと心底落ちてる状態でした。

そこで無理やり病院につれていってもらい自宅に半ば強制送還のような形で帰ることにより最悪の自体は避けられました。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

人が元々自分にむけていたイメージと実際の自分がどんどんかけ離れていってるような感じがして辛かったです。

嘘をついて、嘘を重ねて、信じてくれてる人、期待してくれてる人を裏切ってる現状が苦しかったです。

自宅に帰ったとき親がどうして早くいってくれなかったのかと泣いていたのが一番苦しかったです。

本当になにも声もかけてほしくなくて、ほっといてほしかったので言い返す気力もなく当時は無視することで余計に親にも辛い思いをさせてしまいました。

めちゃくちゃ辛くてもそれを誰かに話すことで楽になれるなんて余裕は全くなかったです。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

自分の人生において支えになっていたものをなくした時に人はどうでもいいと思ってしまうのだと思いました。

そこで踏ん張れるのがえらい人間だと考えられていると思いますが、どうしてもそんなきれいごとでは片付けられずわたしの場合はギャンブルに逃げてその後の自分の未来からも逃げようとしてしまいました。

いま考えればもっと早く気持ちを切り替えて、もっと辛い気持ちを周りの人に相談して、もっと現状の自分と向き合えばよかったと思います。

ですが、そんなのは今思えてるだけで当時の自分には絶対無理だったと思います。

もしいま、同じように支えを失って何かに逃げようとしているのだとしたらなんとか一歩踏みとどまって本当にそれでいいのか考えられるうちに自分と相談して欲しいです。

関連記事

  1. うつは誰もが陥る事です

  2. うつ病に負けたくない

  3. こんな症状になったらうつ病かも?

  4. パワハラを受けてうつ病になりました

  5. 他人事と思っていた私でしたが誰にでもありえることを痛感

  6. 適応障害により休職・退職・転職に至った体験談

  7. 病院で診断されるまでわからなかった…

  8. 家事や育児に邁進できないのは甘えといわれ

  9. まさかの症状でうつ病と分かり驚きました

運営者情報

profile

【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニ。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。