「やる気のある自分」に縛られていました

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム れれ
年代 20代前半
性別 女性
疾患種別 うつ病
執筆時点の体調 回復中(通院はしていないが症状はまだでる)
体験談のテーマ 原因(なぜ病気になってしまったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

私は小さい頃からずっと一人でいるのが好きで,部活やサークルといったコミュニティに一切所属したことがありませんでした。

学校に行ったら仲の良い子と一言二言は交わすけれど,一緒になにかすることはない,という感じの生活でした。

そんな私が初めて所属したコミュニティが,大学の研究室でした。

私は,初めてのコミュニティ所属で自分がどういう立ち位置にいればよいのかわからず,とにかく嫌われないようにと意識して,お願いされたことは何でも引き受けていました。

すると,頼まれ事を全く断らない人,という認識をされてしまうようになりました。

自分でも,やる気を見せてみんなのために働いているというポジションを守れば嫌われないはず,と必要以上に気張ってしまっていました。

ある日,頼まれていた仕事を一つすっぽかしてしまい,怒られたことをきっかけに,急に研究室に行くのが億劫になりました。

それでも他に頼まれたこともあるのだから行かなければ,と重たい体を引きずってなんとか登校していましたが,それも長くは続かず,ついにうつ病と診断されました。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

私が一番つらかったのは,うつ病と診断され,研究室も欠席している間でも,頼まれたことやらなければ,と毎日強迫観念に襲われていたことです。

頼まれていた仕事をすっぽかしてしまった日から2ヶ月程度の間ずっと,とうの昔に期限の来た仕事を思い出しては,達成できなかったことに対して涙を流していました。

自分がいなくても研究室はまわっているということを自分が認められるようになるまで4ヶ月ほどかかったのですが,毎日思い通りに動かない自分の頭と体にイライラしていました。

食欲が無くなる等の症状はなかったのですが,夜は殆ど眠れなかったです。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

人に嫌われたくないという思いは,誰しもが少しは持っている気持ちだと思います。

私はその気持ちをこじらせすぎて,「人の頼みを絶対に断らない」という要らないやる気を出し,自分の首を締めてしまっていました。

うつ病になってわかったことは,人は自分にそんなに期待していないし,多少断ったところで嫌いになられることはない,ということです。

嫌われる勇気を出して断るという考え方が難しいのであれば,人はそんなことで嫌わないので断ろう,というふうに考えて,身の丈に合わないやる気を出すのはやめたほうが自分のためだと思います。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニ。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。