この体験談を書いてくださった方
ニックネーム | H.T |
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年代 | 30代前半 |
性別 | 女性 |
疾患種別 | パニック障害 |
執筆時点の体調 | 回復中(通院はしていないが症状はまだでる) |
体験談のテーマ | 原因(なぜ病気になってしまったか) |
Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。
私が一番最初にパニック障害という病名をつけられたのは、高校生の頃でした。
当時は、酷いイジメにあっていて 教室に行こうとすると上手く呼吸が出来ず、何度も過呼吸が出て、保健室の先生に精神科でのカウンセリングを勧められたことがきっかけで、通院するようになりました。
通院を始めた頃は声も出せなくなっていて筆談で会話していました卒業してから一時は回復し通院もしなくてよかったのですが、社会人になってから今度は職場で上司からのパワハラが数年続き、仕事の全体会議中に急に呼吸が上手く出来なくなって意識を失いました。
この時はパワハラをする上司よりも上の上司から、通院を勧められ、再び通院することになりました。
その時の診断結果がパニック障害の他にうつ病も併発していることがわかり、診断書を会社に提出しました。
私の場合は、他人からの精神的な攻撃に耐えられなくなったときに、発症したようです”
Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?
同級生達からのイジメももちろん、当時は辛かったです。
誰が首謀者なのかもわからず、毎日びくびくして過ごしていましたし、途中から登校するのも辛くて、制服に袖を通そうとする度過呼吸が出るようになってからは 登校拒否になりましたたまに学校に行けても教室にはいけなくて、保健室で授業のプリントや課題をやってました。
卒業してだいぶ経ってから、首謀者が親友だと思っていた子だったと、幼なじみ経由で知り、卒業した今も、母校の制服を見ると具合悪くなりますし、同窓会にも参加したことないです。
そういった意味でも、まだ他人が怖いんだと思います。
Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。
おかしいと思ったら、まずは家族に相談してみて下さい。
家族にも言えなければ、今はsnsが普及しているので匿名でも言葉にして発するといいと思います。
あとは、無理をしないこと。
我慢のし過ぎは、よくないことだと、再発して 尚更感じました。
この病気は、自分の心のSOSなんだと思います。
自分自身を大切にしてください。
自分の心を守れるのは、自分だけですから。
そして、本当に好きなこと、自分が安心する物が一つでも見つけられるといいと思います。