休職の影響による復帰への難しさ

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム なかや
年代 40代
性別 男性
疾患種別 適応障害
執筆時点の体調 寛解
体験談のテーマ 仕事(病気に伴う休職・退職・転職に関するエピソード)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

私が30代後半のことです。

健康診断で腫瘍が見つかり診断を受けたところ大腸癌のステージスリーと判断されました。

早急な外科手術が必要であり、抗がん剤の治療も含めると2ヶ月程度休業をする必要がありました。

致し方ないので会社側ももちろん休職の手続きをとってくれました。

実際に2ヶ月で復職することができたのですが、その時自分自身の仕事をすでに後輩が成り代わってできるようになっており、上司としてのポジションがなくなってしまったと言う憂き目があって、少しずつ職場にいけなくなってしまったのです。

もちろん、周囲に悪気はありません。

これは私自身が自分自身のポジションをもう一度取り戻すために頑張るしかなかったのですが、どうしてももう一度頑張ることができず仕事を休みがちになってしまい、うつ病と診断されてしまいました。

幸いなことに癌の方には影響はなかったのですが。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

入社以来、順調に仕事をこなしポジションを確保していたこともあって、自分自身が病のせいで精神的にも弱ってしまうとは思いもしませんでした。

やはり自分自身のプライドが高かったのかもしれませんが、自分自身がポジションがないと感じること、それ自身が耐えられなかったのです。

周囲からどう思われているのか、これから自分自身にやりがいのある仕事が回ってくるのか、これが耐えられなくなって仕事に対してマイナスの感情を抱くようになってしまいました。

今、考えても本当に辛かったです。

結果的には、自分自身のプライドよりも家族との生活の方が重要だと言うことで、人事に相談して少し余裕がある職場にポジションを変えてもらうことになり、うつ病も治り仕事もマイペースでできるようになりました。

大腸がんの治療で休職した後、うつ病でも2ヶ月程度休養することになってしまいました。

このような状態でも復職させてくれた会社に今では感謝しています。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

昔ほど出世競争に燃えているビジネスマンは多くないかもしれません。

しかしながら何らかのきっかけでポジションがなくなったり、自分自身の立場がなくなると言うことが精神的に病むことにつながりがちだと思います。

もちろん、そこからもう一度這い上がろうと頑張る事は必要なのですが、自分自身の心が止みだしたと自覚したときには考えを改めるべきだと思います。

仕事だけが全てではありません。

家族や趣味、プライベートをどう充実させるかで人生の価値が変わってくるのです。

もちろんプライドの高い方々にとってここを割り切るのは非常に難しいのですが、本当に病んでしまう前にこのような考え方に切り替えてください。

心が楽になり、友人関係も広がると思いますし、家族からも最終的には理解をされ、幸せになることができるはずです。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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