気づかないうちになっている依存症

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム こま
年代 ~10代
性別 女性
疾患種別 ●●依存症(薬物・アルコール等)
執筆時点の体調 治療・闘病中
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

アルコール依存症というのはよく耳にする言葉ながら、いつ、どのタイミングでそれに嵌ってしまったのかという境界線が非常に曖昧になる病気です。

何かの依存症というのは、自分ではすぐに気づけないことが多いです。

というのは、自分でも気がつかないうちにそれにのめり込んでしまっているものが依存症の罠のようなものだからです。

アルコールはどこでも買えるものです。

コンビニでもスーパーでもネットでも、買いたいと思えばすぐに手に入るもので、割と危険視はされていない気がします。

もちろん、飲み過ぎには注意しなければいけないこと、飲まれるまで飲むな、という忠告はありますが、あまりにも一般的で、手が出しやすいため、陥りやすいというのがあります。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

アルコール依存症になると、アルコールを摂取しないと不安感や嫌なもやもやした気持ち、深い悲しみや、怒りなどに感情が支配されて、同じことばかりを繰り返しリピートするように考えてしまいます。

この反芻思考は、うつ病の人が陥ってしまう行為のひとつでもあり、これをすると、同じような失敗を繰り返しやすくなります。

私は、この反芻思考と、アルコールを美味しくもないのに、流し込むように飲むことで現実から逃げようとしてしまう行為に溺れました。

食欲がないので、空腹で空っぽの胃の中に、あえてアルコールの度数が高いものを流し込みます。

安くて度数の高い、ストロングゼロなどを好んで買っていました。

そして、そのまま気を失うまで飲み続けます。

吐くまで飲むのか、気絶するまで飲むかがゴールというか、目的になっていました。

まるで生き地獄です。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

酒に逃げる癖がつくと、どうにも元に戻すことは難しいです。

というのも、一度飲みすぎて、吐くまで飲んで、気持ち悪くて頭が痛くて、飲みすぎたことを心から公開したとしても、またしばらくして体調が元に戻れば、お酒が飲みたくなるからです。

ですが、お酒に逃げる行為、溺れる行為はただの一時停止にすぎません。

翌日、目を覚ましたときには、ツケを支払うのは紛れもない自分なのです。

問題から逃げても、問題解決にはなりません。

同じことをくり返します。

これに本気で嫌気がさして、自分の人生を心から変えたいと思い直したタイミングが、変わるのに一番いいタイミングなのだと思います。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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