この体験談を書いてくださった方
ニックネーム | ririka |
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年代 | 20代後半 |
性別 | 女性 |
疾患種別 | パニック障害 |
執筆時点の体調 | 治療・闘病中 |
体験談のテーマ | 症状(どんな症状だったか) |
Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。
私はパニック障害の診断を受け、投薬治療中です。
診断を受ける数年前から時々、めまいや呼吸苦を感じる発作のような症状が起きることがありました。
少し座って休むと回復し、症状がでない期間も長かったため、インターネットの情報から低血圧からくる症状だろうと自己判断し、深刻にとらえていませんでした。
しかしあるときから症状が頻発するようになり、多い時には一日に数度症状が現れるようになりました。
具体的な症状としては、立っていられないほどのめまいが出現し、呼吸も苦しくなり話すことも動くこともできなくなってしまいます。
そして発作が起きたときにいた場所には、また起きたらどうしようという恐怖と、また迷惑をかけてはいけないという申し訳なさから足を向けることができなくなっていってしまいました。
Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?
最もつらく苦しかったことは、発作が起きた時、周囲に大変迷惑をかけてしまうことです。
急に動くことも話すこともできなくなり、しゃがみ込んだり倒れこむ私をみて、当たり前ですが周囲は大変慌ててしまいます。
急病だと思われ、一緒にいる友人や家族はもちろん時には通行人や店員の方で「この人はいったいどうしたのか」「救急車を呼んだほうが良いか」といった声が私の周りで飛び交ってしまいます。
迷惑をかけているから早く症状を抑えなければとと思えば思うほど私自身もあせってしまい余計に症状がひどくなっていくという負の循環に陥ってしまいました。
Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。
パニック障害の症状は、素人には身体的な病気の症状と判断がつきません。
私も長い期間精神疾患だとは思わず、病院へ行くことをせずに症状がどうにもならないところまで行ってから初めて病院へ行きました。
内科の病院でしたが一般的な検査で異常がなかったことから精神疾患を疑っていただき精神科を紹介してもらえました。
いきなり精神科を受診することはハードルが高いと思いますので、それらしき症状があれば、まずは内科のクリニックでいいので受診してみてください。