日常生活に大きな支障が出たパニック障害という精神疾患

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム かな
年代 50代
性別 女性
疾患種別 パニック障害
執筆時点の体調 治療・闘病中
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

初めてのパニック障害が発症したのは45歳の時でした。

当時、デパートでパートの仕事をしていて週に4日間は電車で通勤していました。

その日いつものように少し混雑した電車に飛び乗りドアが閉まったのを見たら急に閉じ込められたような閉塞感に襲われ呼吸ができなくなってしまいました。

それがパニック障害という病気であることに気づいたのは、もっと後からでした。

駅についてドアが開くまでの地獄のような数分が本当に永遠のように感じられ死への恐怖というのを初めて体感した出来事でした。

それ以来、電車に乗るのが怖くなりパートの仕事も辞めざるをえなくなりました。

現在50歳ですが、あれから5年間、電車、エレベーター、飛行機等の密閉された空間の乗り物は全て乗れません。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

パニック障害になたて最も辛かったことは、公共機関に乗ることができないため、友人から鎌倉へ行こうとは箱根の温泉に泊まりに行こうという誘いを全て断らなければならなかったことです。

パニック障害であることを説明しても、”そんなの気の持ちよう”だと言われることも多く、一般的に理解をしてもらえない精神障害だということに悩まされました。

実際、通院するまでは自分が悪いのだと思い込んでいたほどです。

美しい自然も見に行きたいし、大学時代の友人たちと楽しく旅行もしたいのに、全てが不可能になったことで、より自分が隔絶された世界に放り投げられたようで絶望的になってしまうことが辛かったです。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

パニック障害は、ほかのうつ病などの精神障害よりもさらに理解されにくい病気だと思います。

周りから理解されないことで、より一層、パニック発作が外出先で発症することに対して恐怖心も生まれ、さらに外出できなくなるという悪循環がうまれます。

自分がパニック障害なのかなと疑ったらすぐにでも心療内科などのクリニックを受診するようにしてください。

お薬が処方されると世界が変わります。

特に女性は更年期にさしかかると発症しやすいので、もし閉所、高所、広いところ、などで過呼吸などのパニック症状が一度でも出たらすぐにでも対応すれば日常生活に支障をきたすほどのパニック障害からは解放されるので気持ちが楽になります。

どうぞ一人で悩まず医療機関へGOです。

諦めずに治療すれば、必ず乗り越えられます。

お互いに頑張りましょう。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニ。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。