生きている限り逃げられない不安感

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム まはまは
年代 40代
性別 女性
疾患種別 パニック障害
執筆時点の体調 回復中(通院はしていないが症状はまだでる)
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

20代のはじめに、症状が出てきていたのだと思いますが、当時はただの疲れだろうと思っていました。

2週間、全く眠れない日が続いて毎日のように鼻血がでていました。

全く眠れない状態でも、ベッドで体を横にして眠る努力をしていると、耳の奥の方というか頭の中で大勢の人たちの声が聞超えるようになりました。

何語かも分からない言葉で、私を大声で怒鳴り散らして失跡している声です。

この頃、家族や友人から「目つきが違う」などと言われていましたし、実際に人の話が効けないほど心身が疲れ切っていました。

それ以降も、転職を期に時間と心の余裕をなくしていった事でうつ病とパニック障害を患ってしまいました。

私の症状は、以前まで出来ていた仕事と家事の両立が全くできなくなってしまい、更に自分を追い詰めていったのです。

いつまで私は生きてしまうのだろう、生きている限り大嫌いな自分の人生から逃げられない!こんな事もできない自分なら、消えてしまいたい。

脳を取り出して綺麗に洗いたいと考えていました。

家族や友人、自分からも私の記憶を全て消してしまいたかったです。

パニック障害でとても辛いのは、いつパニックになるかわからないという不安感です。

初めてパニック障害と気が付いた時は、夜ベッドで見えない恐怖感に襲われてガタガタと震えて過呼吸(うつ病の症状と重なります)になり、「死」を感じました。

ガタガタと震えているのに、手の平はぐっちょり汗をかいていました。

私の場合ですとパニック障害は、飛行機、電車、車、CTやMRI、等で経験しました。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

うつ病とパニック障害が治らない状態で、このままの人生がずっと続くと感じていました。

出口のない真っ暗なトンネルをただひたすらに「出口」を探し、不安だけを抱えて彷徨っている、逃げ場のない状況です。

世の中には、自分よりもっとうまく生きている人ばかりなのに、私は人の100倍努力して自分に厳しくし続けても、人並みに生活することが出来ないのだという、生きている限り逃げられない不安感がずっと続いていました。

最もつらかったことは、生きていることが最もつらかったです。

なのに、死ねない。

それが輪をかけて辛かったです。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

私は、人からお願いされると「困っている人を助けなければ」と必死になってしまいます。

これは今でもあまり変わりません。

家庭や職場関係なく、自分に課せられた責任を100%出来るまで、努力を惜しまず期待に応えようとしてしまいます。

必死になり過ぎて、心身共に余裕がなくなると人は正常な判断が出来なくなってしまいます。

余裕があれば簡単に思いつくアイディアさえ、全く頭が回らなくなるし、更には真逆の間違えた行動さえとってしまいます。

自分に原因はありません。

もっと自分を甘やかしていいです。

何もしなくていいです。

お金の心配も、しなくていいです。

生きているうちに、いつか返せば良いのですから、まずは病院に行きましょう。

ただ、逃げましょう。

苦しいと感じる「仕事」や「家庭」から逃げましょう。

今の環境から逃げましょう。

自分の人生は、自分しか生きられません。

自分の心は自分しか守れません。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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