言葉にし難いパニック発作の症状

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム あんにん
年代 20代前半
性別 女性
疾患種別 パニック障害
執筆時点の体調 治療・闘病中
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

私は現在パニック障害と診断されて2年が経とうとしています。

初めてパニック発作が起こったのは仕事中で、続々と来られるお客様の対応をしていた際に突然のぼせるように暑くなり、声が出しづらく、呼吸も荒くなりました。

その時はまだ自分がパニック障害だなんて想像もしていなかったのですが、同様の症状がその後もほぼ毎日のように続きました。

人間関係の問題と、この発作の問題により退職した後も、家族と出掛けようとすると車の中で脂汗をかき、呼吸が上手く出来なくなり、自分が自分でないような感覚に襲われ、怖くなって外出を控えるようになりました。

車に乗ると突然漠然とした不安や恐怖に襲われ、「またあの時のようになるのではないか?」と思うと恐ろしくて外に出られなくなりました。

外に出るのをやめても、食事中や入浴中、さらには寝ていても突然発作が起こり、常に不安と恐怖がつきまとうようになりました。

今でもパニック障害が寛解していないのですが、主な症状をもう少し詳しくお話します。

まず、何か逃げられないと感じたり、拘束されていると感じるような状況や、暑いと感じるとき、湿度が高かったり人が多くて空気が薄くなっており、呼吸が少ししづらく感じるような状況でパニック発作が出やすいです。

最初は不安だなと感じたり、ソワソワドキドキする、脂汗や冷や汗をかく、手先が冷えてくるなどが起こります。

そのままの状態が続けば数分ほどで本格にパニック発作となり、身体が震える、呼吸が苦しくなる、身体に力が入らない、腹痛がする、自分が自分でないような感覚がする、動悸がして心臓がバクバクする、これらが全て治まらないのではないかと怖くなり、死ぬのではないかと感じる、など複数の症状が一度に出ます。

このパニック発作のピークは10分~30分程で治まり、時間が経つにつれて楽になってきます。

私は発作前のソワソワ感が出てきたら頓服薬を飲み、発作を抑えて生活をしています。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

パニック障害の不安感や恐怖感、発作前や発作時の症状がなかなか周りの人には理解し難く、本人でも言葉で表すのが難しい、なんと言って良いのかわからないような感覚や症状があるため、一見元気だと思われ、理解を得られないことです。

本格的にパニック発作になってしまえば、さすがに周りから見ておかしいとわかるくらいにはなるのですが、発作が起こっていないときにこういうときがあってしんどいんだと話しても、精神疾患は周りから見てもわかりづらいため「元気そうに見える」「気持ちの問題」「病は気から」「さぼってる」「メンタルが弱い」などと言われ、病気であることを理解してもらえないことが多いです。

ただでさえ辛い時に、周りからも理解されず、心無い言葉をかけられたことはとても辛かったですし、どう伝えれば理解してもらえるのかとても悩みました。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

私はパニック障害だと診断されたばかりの頃は、発作前の感覚や、頓服薬の上手い使い方、発作時の対応の仕方など自分でもわからず、ただただ耐えていました。

何か辛い思いをせずに済む方法はないかと思い、SNSなどでパニック障害の方のお話を聞いたり、病院の先生に相談したりしました。

また、発作の経験を何度も繰り返しているうちに発作が出そうだという感覚がわかるようになり、そのタイミングで頓服を飲み抑えることができるようになりました。

中でも、パニック障害経験者の方々からのアドバイスは役に立ちました。

発作が起こったらこうすればいいよ、こういうときに発作が起こりやすいよ、予期不安が出てきたらこうすればいいよなど、アドバイスをSNSでたくさん教えていただき、その中で自分に合う対処法を見つけました。

経験者の方々はその経験から色々なことを知っていますので、同じパニック障害の方とお話をしてみるのは良いと思います。

また、先程周りに理解され難いことが辛いと述べたのですが、これに関しては家族や恋人、友達など親しい方々とは一緒に病院へ行って、一緒に診察を受けることが私には有効でした。

また、発作時に一人で耐えるのではなく、素直に助けて欲しいと伝えることも大切です。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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