社交不安障害の苦しみから学んだこと

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム しっぽ
年代 30代前半
性別 女性
疾患種別 その他
執筆時点の体調 回復中(通院はしていないが症状はまだでる)
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

高校を卒業すると同時に一人暮らしを始め、働き始めた私。

販売のアルバイトから社員に、そして店長まで勤めていました。

働き始めて10年が経った頃でした。

人前に出ると声が出なくなり、震えるようになりました。

声がうわずり、息がつまり、逃げ出したくなるのです。

徐々に食欲もなくなり、夜寝ることも出来なくなってきました。

仕事に対する恐怖も出てきて生活不安になり、心療内科を受診。

社交不安障害と診断され、投薬治療を開始しました。

その後投薬で良くならず、ついには仕事を辞めて引きこもってしまいました。

10年離れて暮らしていた母に泣きながら電話をし、助けてもらいながらなんとか生活しました。

病院を変えてみたり少しずつ外出をしていました。

それでも「一瞬で砂になって消えたい」、という感覚は無くならず、遺書を書いて逃亡したこともあります。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

考えても考えても答えに辿り着けないことが辛かったです。

今考えれば人生に答えなんてないのですが、当時の自分には全てがうまくいかず八方塞がりで、いつまでも抜けられないトンネルにうずくまっている感覚でした。

光が少しも見えない。

どこに出口があるのか、歩く方向すらわからない、そんな感じでした。

仕事もだめ、恋愛もうまく出来ない、友だちもいない、家族ともうまくいかない、自分はダメな人間なんだ、と負の考えがさらに負を生み出し、悪循環だったと思います。

このまま自分はどうなるんだろうと、漠然とした不安感が常につきまとっていた事が苦しかったです。

単純に睡眠、食事が取れないことで、精神的にも不安定になりやすかったんだと今になって思います。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

回復してきた今思うのは、心の病気はやっぱり病気だということ。

つまり苦しいのは自分のせいではないし、自分の気合で治せるものでもなく、病気を治せるのは専門家(カウンセラーや医者など)だということです。

投薬治療が全てでは無いと思いますが、まずは専門家に相談すること。

合わないと思うのなら納得するまで病院を変えてもいいと思います。

そして何より大切なのは、「生活すること」だと思います。

朝起きて日を浴びる。

少ししか食べられなくても食事の時間を設ける。

眠れないのなら睡眠導入剤に頼ってとにかく体を休める。

生活に疲れたのなら途中に休憩してもいいと思います。

まずは寝ること、食べること、それが出来る様になれば、少し心は軽くなると思います。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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