目に映る全てのものが自分を傷つける道具に

この体験談を書いてくださった方

ニックネーム れれ
年代 20代前半
性別 女性
疾患種別 うつ病
執筆時点の体調 回復中(通院はしていないが症状はまだでる)
体験談のテーマ 症状(どんな症状だったか)

Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。

私は身の丈に合わない量の仕事を請け負い,毎日無理にやる気を出した結果,自分で自分の首を絞めてうつ病になってしまったのですが,まず最初に出たのは不眠の症状でした。

うつ病と診断されてから,しばらく実家で療養していましたが,夜寝る段になると自分が達成できなかった仕事のことで頭が一杯になって一切眠ることができなくなりました。

そんな日が続くと,次第に悪い妄想に取り憑かれるようになっていきました。

例えば,お風呂場で体を洗っているときにカミソリが目に入ると,そのカミソリで自分の首や手首が切れる様子を勝手に想像してしまったり,エレベーターに乗ると必ず,エレベーターを支えている部分が切れて落ちてしまう想像をしてしまうようになりました。

Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?

私が一番辛かったのは,不眠の症状よりも何よりも,日常で目にするもの全てが自分を傷つけるものになるという妄想に取りつかれてしまったことです。

朝起きてから夜寝るまで,基本的には自分の部屋にこもって過ごしていましたが,最低限の食事であったり排泄であったりの行動をする度に嫌な妄想をしてしまい,目を開けるのが嫌になりました。

しかし,目を開けなくても,自分の頭が勝手に架空のフォークや架空のカミソリを作り出し,自分のことを攻撃してしまうのです。

目を開けることも目を閉じることも嫌になり,毎日ぼーっと部屋の壁紙や天井を見る生活を送っていました。

Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。

正直な話,嫌な妄想が沸き起こってくる状態が何故終わったのか,はっきりとした理由はわかりません。

ただ,間違いなく抗うつ薬を規則正しく飲んでから症状がマシになったように思います。

病院にかかって薬を処方されたときは,こんな小さな薬で何も変わるわけがないと正しい服薬をしていませんでしたが,今になるとやはり薬に頼るのは必要なことだったのだと感じます。

いろいろな理由から,薬に頼るのは嫌だと思う方もいらっしゃると思いますが,一度騙されたと思ってしっかりとした服薬を続けると,症状も落ち着いて楽になると思います。

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【運営者】:みつる

「テクノロジーの力で心の問題を取り除く」をミッションにメンタル系サービスの開発に励むメンタル系サービスエンジニア。

うつ病等によって「生き方」に悩んでいる人に向けてできることを少しでも発信したいと思い本サイト「うつと生き方研究所」を設立。

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