この体験談を書いてくださった方
ニックネーム | さら |
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年代 | 50代 |
性別 | 男性 |
疾患種別 | うつ病 |
執筆時点の体調 | 治療・闘病中 |
体験談のテーマ | 症状(どんな症状だったか) |
Q1.あなたが体験した精神疾患について詳しく教えてください。
ある日、下痢の日が続くときがありました。
薬を飲んでもよくならず、またお腹に痛みも伴ってきて最後の頃には血便まで出るようになりました。
そこで消化器外科にて検査をすることになりました。
おしりからカメラを入れて直腸検査を行いましたが大腸全体が腫れていて、潰瘍性大腸炎の可能性もあるとのことでした。
組織の一部を取り検査に回すことになりました。
とりあえず薬を飲んで大腸の炎症を抑える、また刺激物等は控えるようにとのことでした。
それとは別に激しい頭痛が2,3日おきに突然起きたり、突然吐き気が襲ってきたりと、何かと体調がすぐれない日が半年ぐらい続きました。
各担当の医者からもらった薬を飲んでいたのですがあまり効かなかったことを覚えています。
Q2.その体験の中であなたが最もつらかった・苦しんだことはなんですか?
そのころ仕事では、ちょっとした大きい取引に関わる作業を進めているところでしたがプロジェクトが始まる一か月前にさすがにこの体調では無理だと思い、職場の上司に話をし一か月ほどの休職を申し出ました。
なんだかんだといわれましたがさすがに仕事ができる状態ではなくなってきたので半ば強引に会社を休んでしまいました。
後輩には少し前からこの状況を見越して少しづつ引継ぎ作業を行っていたので何とかなったみたいです。
会社を休み向かった先は心療内科でした。
会社からの帰りに途中でこのままだったら死んでしまったほうが楽になれるかな?という考えも浮かぶほどになっていたので、そのことを家族に話したところ精神科系の医者にかかったほうがいいと勧められました。
Q3.あなたと全く同じ・もしくは近い体験をしている人に対してアドバイスをお願いします。
心療内科では問診、ちょっとしたテストや心電図等を行い診断結果は自律神経に乱れがある、今はうつ状態にあると告げられました。
体のあちこちにいろいろな症状が出ているのはそこからくるものだろうということでした。
なので、抗うつ剤、安定剤、睡眠剤を処方され、とにかくゆっくりと何も考えずに休むことを言われました。
とにかく考えずに動かずに寝ていなさいと言われましたがいろいろ気になってしまい、一か月で無理やり復帰してしまいましたがその後は長く持たず一か月ほどで長期休職(半年)することとなってしまいました。
うつ病になったらとにかくまっさらになって休むことがどれだけ大切かをとても実感しました。
サラリーマンでしたら傷病手当を使えばとりあえずの収入は何とかなりますし、いろいろと制度があるので有効に利用することがいいと思います。