人生が楽しくない社会人の3つの特徴とおすすめのアクション4選

人生が楽しくない社会人の特徴人生
人生が楽しくない社会人の特徴

社会人になってから人生が楽しくなくなってしまったと思ってしまっている人は少なくありません。

学生まではそれなりに楽しくやってきたのになんで急にこんなつまらなくなってしまったんだろうと思ってしまう人も少なくないかと思います。

そこで本記事では人生が楽しくないと感じてしまっている社会人の方に向けて、どういうアクションをとればいいのか具体的に示していきたいと思います。

1.人生が楽しくない社会人の特徴

冒頭で述べたとおり、社会人になってから急に人生がつまらなくなった人は少なくありません。

ではなぜ社会人になると人生が楽しくないと感じてしまう人が増えてしまうのでしょうか。まずはその原因から考えていくことにします。

私は主に以下の3つの要因が大きく関係していると感じています。

  • 目標の喪失
  • 節目の減少
  • 自己変化の欠如

以下、一つ一つ詳しく述べていきます。

1-1.目標の喪失

「楽しくない」原因を突き詰める最善の方法は、逆に「楽しかったとき」のことから考えることです。

では「人生楽しい!」と思っていたときはどのようなときだったのでしょうか。

きっと多くの方が「目標」を持って取り組んでいたときなのではないかと思います。

例えばスポーツをしていた方であれば「部活で県大会で優勝する」といった目標だったり、バンドを組んでいた方であれば「ライブに100人動員する」であったりと言ったような目標を持っていた人が多かったと思います。

しかし社会人になると、目標を持ちにくい環境にいる確率が高くなるため目標を持てなくなってしまう人が増えてしまうのです。

1-2.節目の減少

続いて考えられるのが”節目の減少”です。

社会人になる前は小学校6年、中学校・高校3年、大学4年(もしくた専門・短大2年)など、明確なライフサイクルの区切りが存在したため、常に「終わり」を意識して人生を送ってきました。

しかし社会人になるとこのような”節目”の存在が圧倒的に減少してしまいます

節目がある生活を送ることができると、楽しいことであれば「節目までに楽しめるだけ楽しむ」という楽しみ方もできるし、多少辛いことがあっても「節目まではなんとか踏ん張る」という前向きな発想をすることができます。

しかし節目がないと「何キロ走ればいいかわからないマラソン」を走らせれているような感覚になり、楽しさを感じにくくなってしまいます。

現にあなたが「ゴール決めてないけどとりあえず走ってきて」と言われたら、どのようなペースでどのように走ればいいかわからなくなり、たとえマラソン選手であっても楽しめないはずです。

このように”節目”は人生を充実させる上で非常に重要な役割を担っているのです。

1-3.自己変化の欠如

3つ目は自己変化の欠如です。もう少し噛み砕いて言えば、「なんか自分の人生って日々どんどん変わっていってるなあ」という感覚が減ってしまうということです。

人は誰しも「何もできない状態」から始まります。そのような状態からみてみればすべてが”新しい挑戦”というわけです。

しかし年齢を重ねるにつれできることが増えていき、新しいことへの挑戦が減ってきてしまう・・・

これが続いていくと、「できなかったことができるようになる」という機会の損失、つまりは成長の実感を得る機会が激減し、楽しくないという感覚が増してしまうのです。

特に社会人の中でも、同じ業務の繰り返しを行うことが多い仕事の方にこのような傾向があるようです。

2.社会人が人生を楽しくするにはどうすればよいか

前章ではなぜ社会人になると人生楽しくないと感じてしまう人が多いのか、その要因について言及してきました。

本章では、ではどうすれば楽しくすることができるのか、結論から言えば楽しくない原因の逆を行けばいいのです。

つまり、

  1. 生活の中で自己変化を持たして、
  2. 節目を決めて、
  3. 目標を設定する

という3項目を満たせばいいのです。

具体的に年齢を重ねても輝やいて見える方をイメージしてみましょう。どのような方が思い浮かびますか?

例えば俳優の渡辺謙さんを挙げさせてもらいます。

年齢を重ねても新しい役柄(自己の変化)に挑戦し続け、ドラマや映画ごとに(節目)視聴率などの定量的なものと演技力などの成長(目標の設定)を目指しています。

確かに職業柄そのような条件を満たしやすいという側面はあると思います。しかし職業を変えなくても人生を変えるスタートを切ることはできます

確かに職業は人生の中核を担うものであり、どうしてもその職業を楽しく、そして誇りを持って取り組めないのであれば最終的には職業の変更を検討しなければならないと私も思っています。

しかしいきなり職業を変えるのではなく、仕事以外に使う時間を少しずつシフトしていけばいいのです。

では具体的なアクションとしては何を取り入れればいいのか、次章で述べていきます。

3.人生に刺激を与えるおすすめのアクション4選

ここまで詳細に”なぜつまらないのか”、”どうすればいいのか”について書いてきました。

最後に具体的なおすすめアクションを4つ紹介したいと思います。

3-1.好きなことや趣味に関するコミュニティに入る

社会人になって最も”変化”が起こりにくいものは何でしょうか?

当然各々の回答は異なりますが、人間関係と答える方は多いのではないでしょうか。

人間関係の変化がないということは、今関わっている人と関係が深くなりやすいというメリットがある一方で今関わっている人以外の価値観・考えを取り入れにくいというデメリットもあります。

そこでおすすめなのが新しい出会いの機会を増やすということですが、せっかくであれば好きなことや趣味に関するコミュニティに入ることがいいでしょう。

好きなことという共通の価値観で安心を担保しながら新しい人との出会いの中で新たな価値観を取り入れることができます。

3-2.コンプレックスや悩みの解消に挑戦する

「節目」を持って「目標」に取り組む最適なものがあります。それはダイエットなどを代表とするコンプレックスの解消です。

その際の意識してほしいポイントは3つあります。

  1. しっかりと期限をきめて目標値を設定すること
  2. 途中で目標に届かないことが確定しても期限まではやりきること
  3. 失敗(目標未達)に終わっても自分を褒めること

この3つを意識してほしい理由は、あくまでコンプレックスそのものの解消という成果は2次的な目的で、
真の目的は「期限を決めて目標に取り組むことに心地よさを持つこと」だからです。

なので目標は持ちますがそこまでストイックになる必要はありません。

目標に向かって努力する心地よさを感じながら取り組んで欲しいので、失敗に終わっても「あちゃ〜やっぱりダメだったか」ぐらいに流してしまいましょう。

3-3.日々感じたこと・起きたことを記録に残す(ブログや日記)

日々感じたこと・起きたことを記録に残すことの意義は、「その場では変化に気づいていないけど確実に変化している」という自覚が、後々振り返ったときにできるためです。

この変化を記録は自分自身を鼓舞できる材料になるだけでなく、ブログでなどで他の人も見れるようにすれば周りを勇気づけることができる資産にもなります。

3-4.敢えて自分が最も苦手とするものに1週間だけ挑戦する

最後に紹介するのは少し荒治療になりますが、最も苦手とする分野に1周間だけ挑戦してみることがおすすめです。

例えば人をまとめることが苦手であれば飲み会の幹事をやってみたり、マルチタスクに苦手意識を持っていたとすれば接客系のバイトやボランティアをしてみるといった感じです。

これを実践した後にわかることは2パータンあると思っています。

  • 苦手だと思っていたことが実は苦手じゃないことがわかった
  • 今まで自覚してなかったけど今の仕事は実は自分に向いているのかもしれない

前者は実は思い込みだったという気づきを得ることができ、苦手だと勘違いしていた分野に今後もチャレンジできるという自信を生み出してくれます。

後者はやっぱり自分には適性があって、「今の仕事って向いていないのではないか?」と不安に思うことがあったけど、他と比べてみるという客観的な出来事のおかげで、今の仕事により誇りを持って取り組める可能性を増大させてくれます。

このようにいずれに転んでもプラスに働く可能性が高いので、「克服しよう」という重たい気持ちで臨むのではなく、気楽に1週間だけでいいので取り組んでみることをおすすめします。

著者情報
この記事を書いた人
みつる

新卒で金融機関に入社し、24歳でうつになり(後に双極性障害を判明)退職。
その後職を転々とし自殺未遂までするほど人生追い込まれるも周囲の支えによりSEとして社会復帰し、2021年よりフリーエンジニアに。

金融機関勤務で養ったファイナンス知識と現在のフリーランスエンジニアという立場を生かし、フリーランスの役立つファイナンス知識を中心とした本メディア「財Tech」を開設

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